米、イラン両国とも戦争は望まないとしていますが、以上のような軍事的緊張にある米国とイランは、既に国際法上の紛争当事者と言って差し支えないのではないかと思います。この点について外務大臣の御見解を伺います。
今回の船舶の安全確保のための検討を私は否定するつもりはありませんけれども、やはり主軸は軍事より外交でございまして、今までの仲介外交の努力を続けていただいて、政府はアメリカ、イラン両国に緊張緩和に向けた働きかけを引き続き行っていくという、そういう一層の外交努力をしっかりとやはり続けるべきではないか、そのように考えるんですけれども、今後一層の努力をどう進めていかれるのか、茂木外務大臣の御答弁をいただきたいと
我が党としては、ぜひ、日本政府として引き続き日本が橋渡し役としてアメリカとイラン両国間の相互不信を和らげて、対話の環境を整えるため、一層の外交努力を尽くしていただいて、核問題の解決と中東の安定に向けて粘り強く取り組んでいただいて、これから行われるG20などを通じて、対話による中東の緊張緩和や多国間協調を前進させる役割を担っていただきたい、そのように考えますが、今回同行された河野外務大臣に、今回のイラン
そういう、それが一つと、あとは、援助する側の問題としてやはり外部の介入の問題で、特に今まで議論に出ていますように、パキスタンとイラン両国の問題が大きいと思うんですが、それで、今カルザイ議長は与えられた条件の中ではかなり頑張っていると思うんですね。
したがいまして、私たちもそうしたあらゆる環境等々を考慮しながらイラク、イラン両国に対しまして厳しく申し入れておりますが、特にイランに対しましては局長が大使を招いて強く抗議をしてあります。しかしながら、残念ながら現在のところでは因果関係がはっきりしない、私は砲撃した覚えはありませんというような調子です。
○吉田政府委員 先生御指摘のIJPCプロジェクトでございますが、日本とイラン両国の友好関係のシンボルといたしまして、これまで我が国政府としましてはできる限りの支援をしてまいってきたところでございます。しかしながら、本プロジェクトは、イラン・イラク紛争の中で被爆をするなど不幸な状況のもとにございまして、現時点では、工事再開につきまして見通しを得ることができるような状況にはございません。
同時にまたイランに対しまして、ちょうど日本は国連の安保理の議長国であるから、あなたに対する要望は当然イラクに対してもしているよということで、日本はイラク、イラン両国に対して直接話し得る世界の数少ない国である、こういう立場でお話ししました。
現在、そのプロジェクトの将来の展望でございますけれども、御存じのとおり、このプロジェクトは日本とイラン両国政府の友好のシンボルという意味合いを持っております。日本政府といたしましてもこれまでできる限りの支援を行ってきたところでございます。
○説明員(久米邦貞君) ただいま申し上げましたとおり、日本・イラン両国間の関係、特にこれはラフサンジャニ議長の訪日以来急速な発展を遂げておりまして、そういった問題についての意見交換及びイラン・イラク紛争を含めて国際情勢の広い問題について意見交換をしていただくということでございます。
○安倍国務大臣 日本とイラク、イラン両国との関係というものは最近非常に進んできておりまして、イラン、イラク両国とも日本に期待するところが大きいのではないか、こういうふうに判断しております。 既に御承知のように、イランからも特使が日本にやってまいりまして総理にも会いましたし、私も会いまして、イランの考え方を聞いておるわけでございます。
御承知のように、今イラク、イラン両国の紛争が非常に厳しくなってきております。積み出し港であるカーグ島の爆撃があったかなかったかということの真相は定かではありませんが、幸い積み出しには支障がないという情報のようであります。しかし、紛争がさらに激化をしてまいりますと、イランが言うように海峡封鎖ということが起こり得る可能性もある。
イラクの分は御承知のように三十九万バレル・パー・デーあったわけでありますけれども、これも九月二十三日以降とまっているわけでございますが、幸いにホルムズ海峡を通過する油のタンカーの出入は何ら支障がございませんので、それから将来ともイラク、イラン両国ともそれを保証しておりますし、世界の注視の的のところでございますし、そういうことはないと思っております。
私どもも大体外務省筋その他の情報を聞きますと、イラク、イラン両国とも一応がんばっておるようでございますけれども、何とか一日も早く戦争を終結したいというような動きではないかというふうに思います。
しかし、冷静に対処しなければならぬと思いつつも、やはり日本とイラン両国におけるイラン石化、特にわが国においては、二千五百億から三千億近くの莫大な投資をする、そういう犠牲を払っておるイラン石化についての今日のイラン政府の出方については、率直に言って国民感情というのがだんだん怒りに転化しつつある現状だというふうに思います。
それから、ただいまお尋ねのIJPCが継続困難となった場合のいろいろな影響でございますけれども、これは、御承知のようにIJPCそのものの構成が民間の合弁企業であると同時に、先ほど申し上げましたように日本、イラン両国の経済関係の一つのシンボルとして政府としてもいろいろ応援いたしてまいりました経緯もございまして、関連する企業それから政府関係の金融機関等によっていろいろな形でカバーされておりまして、最終的にこれがだめになったという
○井上(一)委員 まず私は、IJPC、イラン・ジャパン石油化学、この問題の質疑に入る前に、まずアメリカとイラン両国の関係についての政府の現状認識についてお尋ねしたいと思います。 すでにアメリカはイランに対して外交関係を断絶する、同時に厳しい経済封鎖を行っているわけです。
したがいまして、いま御指摘のございましたイラン石化問題、これは直接原油の確保とは関係ないわけでございますけれども、日本とイラン両国の緊密さと申しましょうか連帯感と申しましょうか、そういったものをより強めるためのプロジェクトとして遂行したわけでございまして、現に遂行しようとしているわけでございます。
四月二十一日のイラン経済財政省の発表によりますと、テヘランで開かれましたソ連、イラン両国間の協力のための常設委員会で経済産業協力のための議定書草案が確定された、そしてそれはイラン革命評議会の承認を得て近く調印の運びになるという情報は、われわれもキャッチいたしております。
今後とも、そういう事態の一日も早い進展とともに、こうした新しい事態が、良識のある米、イラン両国の外交交渉等によりまして平和的に解決されるよう心からこいねがっておるわけでございます。
○渋谷邦彦君 ひところ、アメリカ、イラン両国関係において、好転するんではないだろうか、いわゆる学生の手からイラン政府に人質を移管するという新しい展開が考えられる可能性が出てきたというようなことが伝えられていたわけでありますが、今回急遽そうした問題が裏目に出たというんでしょうか、予期せざる方向へ発展をしてしまった。